マーケティング戦略立案

国際送金サービスの日本市場における持続可能なビジネスモデル構築

概要

日本市場における持続可能なビジネスモデルの構築とリピーター率の増加

ブランド認知度と信頼性を確立し、顧客獲得コストを最適化しながら、リピート率を向上させること

総合マーケティング戦略立案(市場調査、広告運用、PR、UI/UX改善、Eメールマーケティング等)
香港・シンガポールを拠点とする国際オンライン送金サービス
Challenges

導入前の課題

クライアント様は、日本市場への本格参入にあたり、以下の3つの課題を抱えていました。

課題.1

マーケティング戦略の不在による事業の伸び悩み

ターゲットペルソナの設定やマーケティングのシミュレーションがないまま日本でサービスを正式リリースしたため、効果的なユーザーへのリーチができず、反響獲得に苦戦していました。また、日本市場では無名であったため、ブランドの信頼性と認知度をゼロから高める必要がありました。

課題.2

非効率な広告運用による高い顧客獲得コスト

PPC広告、SNS、インフルエンサーマーケティングなど、様々な手法を計画なく試してしまった結果、コンバージョン率(CVR)は低く、顧客獲得単価(CPA)は高騰。リードジェネレーションも伸び悩んでいました。

課題.3

低い顧客定着率とスケーラビリティの問題

新規ユーザーは獲得できるものの、リピート利用に繋がらず、顧客生涯価値(LTV)が低い状態でした。これがビジネスモデルの持続的な成長(スケーラビリティ)を妨げる大きな要因となっていました。

Our Solution

私たちの解決策

上記の課題に対し、弊社は以下のソリューションを提案・実行しました。

解決策.1

データに基づく包括的なマーケティング戦略の再構築

まず、KPIおよび損益のシミュレーション、市場調査、ターゲットペルソナの再設定といった戦略の土台作りから着手。並行して、プレスリリース活動やメディア露出、YouTubeでのPRなどを積極的に行い、ブランドの信頼性と認知度をゼロから構築しました。

解決策.2

広告チャネルの選択と集中によるパフォーマンス最大化

PPC広告、SNS、インフルエンサーマーケティングなど、様々な手法を計画なく試してしまった結果、コンバージョン率(CVR)は低く、顧客獲得単価(CPA)は高騰。リードジェネレーションも伸び悩んでいました。

解決策.3

UI/UX改善とEメールマーケティングによるLTV向上

顧客定着率を高めるため、ユーザーダッシュボードのUI/UXを最適化し、サービスの使いやすさを改善。さらに、Eメールマーケティングを通じて既存顧客との関係性を強化し、サービスの継続利用を促すことで、顧客生涯価値の向上を図りました。

マーケティング戦略立案

私たちの結果

これらの包括的なマーケティング施策の結果、多方面で顕著な成果を達成しました。

CVR 1.70%→5.62%、CPA 4,871円→2,691円に改善

広告チャネルの選択と集中、そして継続的な最適化により、顧客獲得の効率が劇的に向上しました。

リピート率32%→53%へ向上

UI/UX改善とEメールマーケティングが功を奏し、顧客体験が向上。サービスの継続利用率が大幅に改善されました。

会社名の指名検索が118%増加

積極的なPR活動が実を結び、ブランド認知度が飛躍的に向上。オーガニックでの指名検索数が倍増し、ブランド資産の構築に成功しました。

Comment

担当者コメント

初めはFacebook広告とGoogle広告の両方を活用する提案で実施しましたが、最終的にはGoogle広告だけでリードを獲得することができました。検索経由の広告が効果的であると判断し、Yahoo!広告やBing広告も導入することでリード数を増やすことができました。ご担当者様がしっかりと弊社とコミュニケーションを取りながら進めてくださったおかげで、ここまで改善できたと思います。この度は誠にありがとうございました。

まとめ

私たちIGNITEは、お客様の要望に沿った海外マーケティングのサービスを提供することに努めております。今回のプロジェクトでは、日本市場において持続可能なビジネスモデルを構築するために、サービスの企画、実施、テストを行いました。結果的に市場でのポジショニングを確立し、リピート率とブランド認知度を向上させることができました。