【2025年版】世界の検索エンジントップ6

Global search engine market share

上の画像は、世界各地で現在最も優秀とされている検索エンジンを示しています。画像を見ると、GoogleやBing以外にも検討する価値のある検索エンジンが存在することが分かります。

実は、GoogleやYahooほど有名ではなくても、毎日数百万件もの検索を処理している検索エンジンがあります。意外に思う方もいるかもしれませんが、検索といえばGoogle一択ではありません。

そこで今回は、Google以外の有力な検索エンジンを6つご紹介します。

世界で人気のある検索エンジントップ6

  1. Google
  2. Microsoft Bing
  3. Yandex
  4. Yahoo!
  5. DuckDuckGo
  6. Baidu

1. Google

1. Google

Google(グーグル)

Googleは検索シェアで圧倒的1位を維持しており、2位のBingに対して約88%という大差をつけています。statcounterの調査(2025年7月時点)でも、国やデバイス(PC、スマホ、タブレット)を問わず市場を独占しています。

Googleが最も人気で信頼される理由は、検索結果の精度の高さです。創業者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンは「多くのウェブサイトから参照されているサイトは価値が高い」という発想をランキングに取り入れました。

その後も機械学習を含む数百もの要素でアルゴリズムが進化し続けており、現在でも最も信頼できる検索エンジンとして多くのユーザーに支持されています。

2. Microsoft Bing

2. Microsoft Bing

Microsoft Bing(マイクロソフト・ビング)

※2020年10月に「Bing」から「Microsoft Bing」に改称。

Microsoft BingはGoogleに次ぐ検索エンジンで、シェアは約2.9〜3.9%。Windows PCに標準搭載されていますが、利用率は大きく伸びていません。

過去のMSNやLive Searchを経て改良を重ねてきましたが、ユーザーからの信頼度ではGoogleに及ばないのが現状です。

3. Yandex.ru

5. Yandex.ru

Yandex(ヤンデックス)

ロシアで最も人気のある検索エンジンであるYandexの世界市場シェアは約2%です。は「機械学習を活用した高度なサービスを提供するテクノロジー企業」と自らを定義しています。Wikipediaによると、ロシア国内ではシェア約73%を誇り、圧倒的な影響力を持っています。

4. Yahoo

3. Yahoo

Yahoo(ヤフー)

Yahooはメールサービスで知られていますが、検索でも世界シェア約1.5%を維持しています。

2011年から2015年まではBingが独占的に検索結果を提供していましたが、その後Googleとの提携を経て、現在は再びBingが結果を提供しています。

また、米国ではYahooがFirefoxブラウザのデフォルト検索エンジンとして採用されたこともあります(2014年〜2019年)。

5.DuckDuckGo

6. DuckDuckGo

DuckDuckGo(ダックダックゴー)

市場シェアは約0.95%。DuckDuckGoの統計によると、1日あたり1億件以上の検索に対応しています。

独自のインデックスを持たず、BingやYahooなど複数の情報源を組み合わせて検索結果を生成している点が特徴です。そのため網羅性では劣るものの、ユーザーを追跡せず広告も少ないという「プライバシー重視」の姿勢が評価されています。

6.  Baidu

4.Baidu

Baidu(バイドゥ)

Baiduは中国最大の検索エンジンで、世界シェアは約0.7%。2000年に設立され、中国語に特化したサービスを展開しています。

Wikipediaによると、毎月数十億件の検索を処理しており、中国国内では絶対的な存在感を誇ります。

その他の検索エンジン

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
名称(説明込み)特徴・ポイント世界シェア(%)主な利用地域
Aol.com (AOL/エーオーエル)2015年にベライゾンに買収。約0.05%未満米国中心
Ask.com (旧名:Ask Jeeves)質問投稿形式の検索サービス。 一般検索も可能だが精度は低め。約0.05%未満米国・欧州で一部利用
Ecosia (エコシア/ドイツ発 植林サーチエンジン)広告収益で植林をサポート。 約45回の検索で1本の木を植樹。 検索結果はBingが提供。約0.1%欧州、環境意識の高い地域
Qwant (クワント/フランスの検索エンジン)プライバシー保護を重視。 履歴保存なし。 2018年からフランス政府に採用。約0.1%フランス・欧州圏
Wiki.com (Wiki専用検索エンジン)Wikipediaや百科事典、ユーザー投稿型Wikiに特化。 検索結果はGoogleが提供。不明(ごく少数)グローバル(ニッチ利用)
YouTube (世界最大の動画プラットフォーム)検索エンジンとしても世界第2位。月間検索数30億件以上。約15〜20% (推計、検索回数ベース)世界中
WolframAlpha (計算知識エンジン)数式や統計を入力すると計算・分析結果を返す。専門情報向け。-グローバル(学術・研究分野)
Internet Archive (インターネットアーカイブ)1996年以降のウェブサイトを保存。サイトの歴史を確認可能。-グローバル(研究・調査利用)

まとめ

いかがでしたか?今回は世界の検索エンジントップ6と、ランクインはしなかったものの便利ツールとして活用できる検索エンジンをいくつかご紹介しました。

人気の高い検索エンジンを使うのも一つの方法ですが、特定の目的があるのであればそれに適したエンジンを使うことでより良い効果が得られます。また、海外でサービスを展開するのであればどの地域でどの検索エンジンが強い影響力を持っているかも熟知することも重要です。

自分のビジネスにはどの検索エンジンが最適か、この記事を参考にぜひ検討してみてください。

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この記事を監修した人
Daisuke K
マーケター、CMO
2021年にCMOとしてIGNITEのへの参加を果たした。以前からマーケティング業界での勤務経験を有し、IGNITEでは海外市場向けのマーケティング戦略を展開している。あらゆる国や地域からの、BtoB、BtoC案件を総監し、海外進出を検討する日本国内の企業から、日本への参入を希望する海外企業までのサポートを行っている。
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