美髪を手に入れる!アメリカの最新ヘアケアブランド5選

髪は“印象の8割”を決めると言われるほど、セルフイメージを大きく左右するパーツ。そのため、世界中でヘアケアへの関心は年々高まりを見せています。特に美容文化が発達しているアメリカでは、髪質や悩みに応じた多様なブランドが市場にひしめき、SNSや口コミを通じて瞬く間に人気ブランドが移り変わっていくほど。では、今アメリカで本当に支持されているヘアケアブランドは何か? そして、どんな理由で選ばれているのか?

本記事では、2024〜2025年の最新市場データや、現地ユーザーのレビュー、SNSでの話題性、そして美容専門サイトなど複数の情報をもとに、「現地アメリカで今、最も人気を集めているヘアケアブランドTOP5」を厳選してご紹介します。

「なんとなくバズってる」ではなく、現地でリアルに使われているブランドに焦点を当て、製品の特徴や香り、価格帯、どんな髪質に合うかまで丁寧に解説。アメリカのトレンドを知りたい方はもちろん、輸入コスメや海外製品が気になる方も、ぜひ参考にしてみてください。

ランキング▼

※2025年5月1日時点

  1. Olaplex
  2. SheaMoisture
  3. Briogeo
  4. Living Proof
  5. Maui Moisture
  1. Olaplex

出典:Olaplex公式サイト


Olaplexは、アメリカのみならず世界中のヘアサロンや一般ユーザーから熱狂的な支持を集める、ダメージ補修に特化したヘアケアブランドです。特に「ブリーチ後の髪でも生き返る」とまで言われるその効果は、これまでのトリートメント常識を覆すレベル。最大の特徴は、独自の特許技術「ボンドビルディングテクノロジー」を採用している点。この成分が、髪の内部構造(ジスルフィド結合)を科学的に修復し、カラーや熱によるダメージを根本からケアしてくれます。

Olaplexは元々プロフェッショナル向けの製品として開発されましたが、後に一般ユーザー向けの「No.3〜No.9」シリーズが登場。現在では自宅でもサロン品質のケアが可能になり、アメリカ国内のドラッグストアやSephoraなどでも簡単に購入できるようになりました。特に人気の製品は、集中補修トリートメントの「No.3 Hair Perfector」や、毛髪を洗いながら補修できる「No.4 BOND MAINTENANCE SHAMPOO」「No.5 BOND MAINTENANCE CONDITIONER」。どれも香りは控えめで、成分にもシリコン・パラベン・サルフェート不使用といったこだわりがあり、安心して使える点も好評です。

一方で、価格はやや高めという点(1本30ドル前後)がネックという声もありますが、「1回使えば違いがわかる」「数週間で髪の強度が戻った」と、価格を上回る効果実感が多くのユーザーから支持され続けています。プロが認める効果×ホームケアの手軽さで、ダメージ毛に悩む全米のユーザーの最後の砦として君臨しているOlaplex。ダメージケアを重視するなら、真っ先に試すべきブランドの一つです。

  1. SheaMoisture

出典:SheaMoisture公式サイト


SheaMoistureは、シアバターをベースにしたナチュラルな処方と、あらゆる髪質に寄り添う製品展開でアメリカ中から高い支持を得ているブランドです。特に黒人中心に「髪の悩みを本気で理解しているブランド」として強い信頼を集めており、多様性に富んだアメリカ市場において実際に使われている”数少ないブランドの一つです。

最大の特徴は、成分への徹底したこだわり。製品の多くはオーガニック認証のシアバター、ココナッツオイル、マヌカハニーなどの自然由来成分を使用し、サルフェート、パラベン、フタル酸エステルなどの刺激成分を一切含まない処方。敏感肌や乾燥しやすい髪質でも安心して使える仕様になっています。SheaMoistureは商品ラインが非常に豊富で、カールヘアやコイルヘア向け、ストレートヘア向け、乾燥ダメージ対策、カラーケアなど、“自分の髪質に合った一本”が見つかるのも人気の理由です。特に好評なのが、「Coconut & Hibiscus Curl Enhancing Smoothie」や「Raw Shea Butter Moisture Retention Shampoo」など、しっとりした使用感と甘すぎない香りが特徴のラインナップ。

また、ブランドの社会的な姿勢もアメリカでは重要視されており、SheaMoistureは黒人女性の起業支援や教育支援などを行う社会貢献活動を積極的に展開しています。その誠実な姿勢が口コミを通じて共感を呼び、単なる美容ブランドではなく「信頼できるムーブメント」としても拡大。価格はミドルレンジ(1本10〜15ドル程度)で続けやすく、自然派+多様性対応+高コスパという三拍子がそろったSheaMoistureは、特にナチュラル思考のユーザーや、自分に合う製品がなかなか見つからない人にとって強い味方となる存在です。

  1. Briogeo

出典:Briogeo公式サイト


Briogeoは、「clean hair care」を掲げるナチュラル志向のアメリカ発ヘアケアブランド。SephoraやUlta Beautyなどの大手コスメショップでも定番アイテムとして取り扱われており、Z世代・ミレニアル世代を中心に急速にファンを拡大しています。

このブランドの最大の特徴は、「6-free」と呼ばれるシリコン、サルフェート、パラベン、フタル酸エステル、人工着色料、DEA不使用のクリーン処方。ヴィーガンかつクルエルティフリー(動物実験なし)でもあり、環境と身体に優しいライフスタイルを重視する層から高い支持を得ています。中でもベストセラーとなっているのが、「Don’t Despair, Repair! Deep Conditioning Mask」。髪の内部までしっかり潤いを届けながら、重たくならずふんわり仕上がる点が評価されており、「週1回のスペシャルトリートメントに欠かせない」と多くのユーザーが口コミで絶賛しています。

さらに注目すべきは、その洗練されたミニマルかつカラフルなパッケージデザイン。バスルームに置いても映える見た目が、インスタグラムやYouTubeなどのSNSで「映えるアイテム」として人気を後押ししています。美意識の高いユーザーにとって、機能だけでなく“持っておきたい”という感覚もブランドの魅力の一つとなっています。

価格帯はやや高め(20〜40ドル前後)ですが、ナチュラル派+美容感度の高い層にとって「値段以上の価値がある」と評価されており、特にサステナビリティやエシカル消費に関心のある層にとっては、単なるヘアケアを超えた“自己表現”の一部として位置づけられている点が特徴です。Briogeoは、「髪にいいものしか入れない」という徹底した哲学と、都会的な洗練さを融合させたブランド。アメリカで「トレンド感+安心感」を求める現代女性たちの心をつかんで離さない理由が、ここにあります。

  1. Mielle Organics

出典:Mielle Organics公式サイト


Mielle Organicsは、2014年に黒人女性起業家Monique Rodriguezによって設立された、自然派かつテクスチャードヘア(縮毛・カーリーヘア)向けのヘアケアブランド。立ち上げからわずか数年で全米に広がり、特にアフリカ系アメリカ人コミュニティで爆発的な支持を集めました。その理由は、「自然な素材で、あらゆる髪質に対応するプロダクトを届けたい」という創業者の信念。ミエルの製品はすべて、サルフェート・パラベン・鉱物油不使用で、アボカドオイル、ローズマリーエキス、ザクロ、ハニー、ジンジャーなどの天然成分がベースとなっています。

中でも人気なのが、「Rosemary Mint Scalp & Hair Strengthening Oil」。頭皮ケアと育毛効果を同時に狙えるオイルとして、TikTokやInstagramで口コミが爆発し、売り切れが続出するほどのヒット商品となりました。頭皮の血行促進と髪のハリ・コシ向上をサポートし、抜け毛に悩む女性たちから熱い支持を得ています。また、Mielleは縮毛、くせ毛、ウェーブヘアなど、多様な髪質に応じた製品ラインナップを展開しており、「自分の髪質に本当に合うものが見つかる」と、パーソナライズ感でも高評価。

価格帯は10〜20ドル前後と比較的リーズナブルで、ドラッグストアやTarget、Walmartでも手に入りやすく、「手頃だけど高品質」を実現している点も人気の理由の一つです。Mielle Organicsは単なるオーガニックブランドではなく、“誰もが自分の髪を愛せるように”というメッセージを込めたヘアケア革命とも言える存在。アメリカでの人気が急拡大している背景には、製品の実力だけでなく、多様性を大切にする文化的ムーブメントへの共感も大きく影響しています。

  1. Function of Beauty

出典:Function of Beauty公式サイト


Function of Beautyは、“自分専用”のヘアケア製品を作りたいというニーズに応えた、パーソナライズドヘアケアブランドです。2015年に設立されたこのブランドは、オンラインで自分の髪の状態や希望を細かく入力することで、個別に調整されたシャンプーやコンディショナーを提供するという革新的なサービスで注目を集めています。

このブランドの最大の特徴は、完全オーダーメイドで作られるヘアケア製品。公式サイトにアクセスし、髪の質感、目指したい髪の状態、香りの選択に至るまで、ユーザーの要望をもとに製品をカスタマイズできる仕組みです。たとえば、「ボリュームを出したい」「ダメージケア」「広がりを抑えたい」など、自分の髪質に合った成分を選び、最適なレシピを作ることができます。これにより、使うたびに自分だけの特別なヘアケアが楽しめるという点が、個性を大切にするアメリカの消費者に強く支持されています。

また、クリーンビューティーにもこだわり、製品にはサルフェート、パラベン、フタル酸エステル、グルテンなどを使用せず、環境にも配慮したサステナブルな製品作りが行われています。さらに、ヴィーガン処方で動物実験を行わないことから、エシカルな消費を重視するユーザーにとって、強い魅力を持っています。

価格帯は中価格帯(シャンプー1本25ドル程度)で、少々高めに感じるかもしれませんが、その分カスタマイズされた製品には特別感があり、購入する価値があると感じるユーザーが多いです。自分だけのオーダーメイドのシャンプーやコンディショナーを手に入れることで、日々のヘアケアがより楽しく、特別な時間になります。Function of Beautyは、単なる「おしゃれなブランド」ではなく、ユーザー個々のニーズに真摯に応える“パーソナライズ化”の先駆者として、アメリカのヘアケア市場で急成長を遂げました。自分だけのヘアケアを求めるあなたにぴったりのブランドです。

結論

アメリカで人気のヘアケアブランドTOP5をご紹介しました。これらのブランドはそれぞれに特徴があり、髪質や使用感、成分にこだわった製品を提供しています。オーガニックやパーソナライズドケア、テクスチャー対応の製品など、どれも現地のニーズを反映した優れたブランドです。どのブランドも、単に美しい髪を手に入れるだけでなく、髪に対する深い理解と配慮をもって作られており、選ぶ楽しみもあります。自分にぴったりのヘアケアを見つけて、より健康的で輝く髪を手に入れましょう!

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この記事を監修した人
Erika S
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日本のサブカルチャーのローカライズを得意とするJA/ENバイリンガル・コンテンツクリエイター。
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