世界で活躍するSNSで話題のアメリカのアーティスト5選

音楽だけでなくSNSでも注目を集めているアメリカ人アーティストたちは、SpotifyYouTubeなどの配信サービスに加えて、InstagramやTikTokでも多くのファンを魅了し、世界中にトレンドを発信。ファッションライフスタイルの面でも多くの人にとって憧れの存在となっています。今回は、SNSで話題になっている、世界で活躍するアメリカのアーティスト5人を、Los40USAの情報をもとに、Instagramのフォロワー数が多い順にランキング形式でご紹介します。

▼SNSでフォローすべきアメリカで話題のアーティストTOP5 

(Los40USA参考)※2023年時点

  1. セレーナ・ゴメス
  2. アリアナ・グランデ
  3. ビヨンセ
  4. ジャスティン・ビーバー
  5. テイラー・スウィフト

1. セレーナ・ゴメス(フォロワー数:約4億2700万人)

Los40USAのウェブサイト調べによると、セレーナ・ゴメスは、SNSの世界でもトップクラスの人気を誇っています。Instagramで最もフォロワーの多いアーティストで、全アカウントの中でも4番目に多くのフォロワーを持っており、彼女よりフォロワーが多いのは、Instagramの公式アカウント、クリスティアーノ・ロナウド(約6億人)、リオネル・メッシ(約4.8億人)だけです。

Britannicaのウェブサイトでは、セレーナ・ゴメスはアメリカ・テキサス州出身の女優兼歌手である紹介されています。彼女は、2007年から2012年にかけて放送されたディズニーチャンネルのテレビシリーズ「ウェイバリー通りのウィザードたち」で主役を務め、若い世代から絶大な人気を集めました。成長とともに、その人気や影響力をさらに広げていき、その後はポップシンガーとしても活躍。2021年に放送がスタートしたドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」では、メイベル・モラ役として注目されるように。

さらに、女優や歌手としての活動に加えて、2020年にはコスメブランド「レアビューティー」も立ち上げています。ブランド立ち上げて4年後には企業評価額が約20億ドルに達し、彼女自身の推定資産も10億ドルを超えるとされています。また、社会貢献活動にも熱心に取り組んでおり、2009年にはユニセフの親善大使に任命されて以来、さまざまな支援活動を続けています。

2. アリアナ・グランデ(フォロワー数:約3億8000万人)

Britannicaのウェブサイトによると、アリアナ・グランデは歌手兼女優であり、2025年春に公開された「ウィキッド ふたりの魔女」にも出演しています。彼女は、2010年代初頭にポップミュージック界に登場し、4オクターブの音域を持つ歌声で注目を集めました。その後、「The Way」「thank u, next」「7 Rings」などのヒット曲を次々と生み出し、同年代の中でもトップクラスの人気を誇る存在の一人として活躍。

アリアナ・グランデは幼い頃から歌に加えて演技もしており、2008年にはブロードウェイの舞台「13」で役を獲得し、その後テレビ番組の小さな役にも出演するようになります。2010年、ニコロデオンのテレビシリーズ「ビクトリアス」でキャット・バレンタイン役に抜てきされたことが、彼女のキャリアにとって大きな転機となりました。この出演をきっかけに知名度が上がり、若い世代を中心に人気を集めるようになります。その後、キャット役としてスピンオフ番組「サム&キャット」(2013~2014年)にも続けて出演し、テレビ女優としての地位をさらに確立しました。音楽活動が本格化するにつれて、女優としての活動は一時的に控えめになりましたが、2015年のドラマ「スクリーム・クイーンズ」や、2016年のミュージカル「ヘアスプレー」のテレビ版ライブ配信でペニー・ピングルトン役を演じるなど、時折出演も続けていました。

さらに、Wikipediaでは、女優や歌手以外にも、自身のコスメブランド「r.e.m. Beauty」を手がけていると紹介されています。こちらのコスメは2021年11月12日に発売され、ブランド名は、彼女の4枚目のスタジオアルバム「Sweetener」(2018年)に収録されている楽曲「R.E.M.」にちなんで名付けられています。r.e.m. Beautyは、公式オンラインストアのほか、北米、ヨーロッパ、アジア、中東などの各地域にあるセフォラ(Sephora)の店舗でも販売されています。

3. ビヨンセ(フォロワー数:約3億1800万人)

Britannicaによると、アメリカのシンガーソングライター兼女優と紹介されているビヨンセ。1990年代後半にR&Bグループ「デスティニーズ・チャイルド」のリードボーカルとして注目を集め、その後ソロアーティストとしても大きな成功を収めました。2023年には、通算32回目の受賞を果たし、グラミー賞の最多受賞記録を更新。さらにその2年後の2025年には、さらに3つの賞を受賞し、総受賞数は35に達しています。

彼女は9歳のときに、幼なじみとともにガールズグループ「デスティニーズ・チャイルド」を結成。グループは一度レコード契約を失うなどの困難を経験しましたが、1997年にコロムビア・レコードと契約し、デビュー曲「No, No, No Part 2」が注目を集めました。さらに、1999年のセカンドアルバム「The Writing’s on the Wall」はグラミー賞を受賞し、全米で800万枚以上を売り上げました。2001年には、3枚目のアルバム「Survivor」が全米ビルボード200で1位を記録。この頃にはメンバーの入れ替えを経て、グループはビヨンセ、ケリー・ローランド、ミシェル・ウィリアムズの3人で活動していました。力強い歌声と高いカリスマ性を持つビヨンセは、グループの中心的な存在として活躍し、ヒット曲の作詞も担当していましたが、その後メンバーはそれぞれソロ活動へと進み、グループとしての活動には区切りがつけられました。

ビヨンセは作詞の才能を活かして、2003年にソロデビューアルバム「Dangerously in Love」をリリースし再び注目を集めました。このアルバムは高く評価され、ラッパーのジェイ・Zと共演した「Crazy in Love」のヒットも後押しとなり、世界中のチャートで首位を記録しています。

4. ジャスティン・ビーバー(フォロワー数:約2億9200万人)

ジャスティン・ビーバーは、カナダ出身の歌手で、かつてティーンのカリスマとして世界的なブームを巻き起こしました。2009年にデビューし、爽やかなルックスと親しみやすいポップソングで多くのファンを魅了。幼い頃からドラム、ピアノ、ギター、トランペットなど複数の楽器を学んでいたそうで、2007年に地元の歌唱コンテストで2位となり、その様子を母親がYouTubeに投稿したことがきっかけで注目を集め始めるようになりました。

その後、R&Bのカバーを披露する動画が反響を呼び、音楽プロモーターのスクーター・ブラウンの目に留まります。13歳のとき、彼の招きでアトランタを訪れ、デモ録音の際にR&B歌手アッシャーと出会います。オーディションを経て才能を認められ、2008年末にアッシャーの支援でレコード契約を結びました。

2009年5月、彼は初のシングル「One Time」をリリースし、その半年後にはR&Bの要素を取り入れた全7曲入りのEP「My World」を発表。この頃には、彼のファン層は急速に広がり、10代前半の女性たちから絶大な人気を集め、EPは100万枚以上のセールスを記録しました。翌2010年にはフルアルバム「My World 2.0」をリリースし、全米ビルボード・アルバムチャートで初登場1位を記録。ラッパーのリュダクリスをフィーチャーしたリードシングル「Baby」はシングルチャートでトップ5に入り、他の収録曲も次々とトップ40入りを果たしました。

さらに、「Baby」のミュージックビデオはYouTubeで史上初めて5億回以上再生されるなど、世界的な注目を集めます。Twitter(現X)などSNSを積極的に活用し、テレビ出演も多かったことが、さらに人気を高める要因となりました。

5. テイラー・スウィフト(フォロワー数:約2億7000万人)

Los40USAのウェブサイト調べによると、スウィフティーズと呼ばれるファンに世界中で支持されているテイラー・スウィフトは、Instagramでも2億7000万人以上のフォロワーを抱えており、世界で5番目にフォロワー数の多いアーティストとなってると紹介されています。感情豊かな歌詞とキャッチーなメロディーで多くの人々を魅了し、現代の音楽界を代表するシンガーソングライターの一人として、世界中から注目を集めて続けています。

彼女は幼い頃から音楽に親しみ、舞台経験を重ねる中で徐々に成長し、やがては大勢の観客の前でパフォーマンスするようになったといいます。11歳のときにはNBAフィラデルフィア・セブンティシクサーズの試合でアメリカ国歌を歌い、翌年にはギターを始めて作曲にも取り組みました。その後、プロのアーティストを目指して活動を本格化させた彼女は、RCAレコードとの開発契約を通じて音楽業界のプロたちと出会い、2004年には14歳でSony/ATVとソングライター契約を結んだという経歴があります。

2024年には、アルバム「Midnights」(2022年)でグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞し、同部門で史上初の4回目の受賞という快挙を達成。さらに同年、世界中を巡った「Eras Tour」が約20億ドルという歴代最高の興行収入を叩き出し、音楽史に新たな記録を残しました。

まとめ

今回の記事では、SNSのフォロワー数をもとに、世界的に注目されているアメリカ人アーティストを5人紹介しましたが、いかがでしたか。いずれのアーティストも音楽活動を中心にしながら、俳優業やコスメブランド運営、社会貢献など、さまざまな分野で活躍。

InstagramなどのSNSは、音楽のプロモーションだけでなく、ファンとのつながりを深める場としても重要な役割を果たしています。アーティストの魅力や影響力は、作品や発信の姿勢、活動内容など、さまざまな要素によって形づくられます。そのうえで、フォロワー数は人気や注目度を示す一つの指標であり、多くの人に関心を持たれていることの表れともいえます。この中に気になるアーティストがいたら、ぜひSNSもチェックしてみてください。

プロモーションやキャンペーンを展開する際には、SNSで多くのフォロワーを持つインフルエンサーやアーティストに協力を依頼してみるのも一つの方法です。ご検討の際にはぜひ弊社IGNITEにご相談ください。

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この記事を監修した人
Erika S
コンテンツクリエイター
日本のサブカルチャーのローカライズを得意とするJA/ENバイリンガル・コンテンツクリエイター。
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