Instagramのリール動画をテスト配信できる機能があるということご存知ですか?
「トライアルリール」という機能を活用すれば、既存のフォロワーに通知することなく、新規層へのリーチをテストすることが可能です。
「フォロワーを増やしたいけれど、新しい投稿スタイルを試して既存のフォロワーが離れてしまわないか不安」「バズり狙いの動画を投稿したいが、フォロワーにしつこいと思われたくない」
そんな悩みを持つ運用担当者にぴったりな機能です。
本記事では、この革新的な機能のメリット・デメリットや投稿方法などを徹底解説します。
トライアルリールとは?
トライアルリールとは、「まだあなたをフォローしていない人(非フォロワー)」にだけ表示されるリール動画のことです。Instagramのアカウント成長(フォロワーの新規獲得)に大きく貢献する機能です。
非フォロワー向けにテストできるため、既存フォロワーの離脱を防ぎながら、コンテンツ自体のパフォーマンスを確認できるという点が利点となります。
投稿はどこに表示されるのか
トライアルとして投稿された動画は、メイングリッドには表示されないため、他の人(フォロワー含む)の目には触れることはありません。投稿者本人のプロフィール画面ではリール動画の表示箇所に「トライアルリール動画」として表示されます。

また、「見ている動画がトライアル中である」というラベルは他の人には表示されないため、テスト中であることが知られる心配もありません。
通常のリールとトライアルリールの違いとは?
通常のリール投稿とトライアルリールには、明確な違いがあります。
最大の違いは、「フォロワーに通知・表示されるかどうか」です。通常リールはフォロワーを含む全員に向けた「本番投稿」で、即座にプロフィールに載ります。一方、トライアルリールは非フォロワー限定の「テスト投稿」であり、最初はプロフィールに表示されません。

トライアルリールと通常リールを戦略的に使い分けることで、「既存フォロワーとの関係を深める」と「新しい層にリーチするという2つの目的を同時に実現できます。
トライアルリールは、フォロワーに通知されずプロフィールにもすぐ表示されないため、アカウントの世界観を崩さずにトレンド系の動画などを気軽に試すことができ、投稿数を増やしてもフォロワーの負担になりにくいのが特徴です。反応が良かったものだけを後から通常リールとして残せるため、効率よく成果の出る投稿を選別できます。
一方、通常リールは、キャンペーン告知や重要なお知らせ、コメントでの交流など、既存フォロワーにしっかり届けたい内容に使うのが効果的です。つまり、通常リールでファンを大切にしながら、トライアルリールでリスクなく新規層に挑戦する、このハイブリッド運用が成長の近道だと言えるでしょう。
トライアルリールのメリット・デメリットについて
続いては、トライアルリールのメリット・デメリットについて解説します。
トライアルリールのメリット
1. 最小限のリスクで投稿のパフォーマンスをテストできる
運用者は、「フォロワーからの共感を得られないかもしれない」という不安から、投稿頻度を落としたり、新しいコンテンツになかなか挑戦できなかったりします。トライアルリールなら、既存のファン層の反応を気にすることなく、新しいジャンルやトピックを自由に試して、そのパフォーマンスを確立することができます。
例えば、これまで「グルメ情報」ばかり発信していたアカウントが、急に「投稿主の顔出し動画」に挑戦したい場合などです。
通常投稿でこれを行うと「求めていた情報と違う」と感じた既存フォロワーにフォロー解除(アンフォロー)されるリスクがあります。しかし、トライアルリールであれば相手はそもそも「非フォロワー」であるため、アンフォローされるという事態は物理的に発生しません。
リスクを回避しながら、「この新しいスタイルが受け入れられるか?」という勝負を市場で試すことができるのです。
2. 新規フォロワーの獲得のチャンスになる
配信対象が「非フォロワー」に限定されているため、動画が再生されること自体がフォロワー獲得のチャンスとなります。また、既存ファンの好意的な反応なしに、コンテンツの実力だけで勝負するため、「初見の人に何が刺さるのか」を純粋にテストできます。
3. データに基づいた判断ができる
トライアルリールをシェアしてから約24時間後には、インサイトを確認することができます。閲覧数や、いいねの数、コメント数、シェア数など。また、過去にシェアしたトライアル動画と比較したインサイトも提供されるため、「今回の動画は当たりだったか?」を客観的に判断することが可能です。

トライアルリールのデメリット
1. 初速のエンゲージメントがつきにくい
フォロワーの助けを借りられないため、完全な実力勝負となります。コンテンツ自体に魅力がないと全く再生されない可能性があります。
2. プロフィールグリッドに最初は載らない
投稿直後はプロフィール画面(グリッド)に表示されません。つまり、プロフィールを訪れたユーザーに対して、トライアルリールコンテンツを見せることはできないということになります。ただし、後に全体公開することで解決は可能です。
トライアルリールの注意点
運用にあたって、いくつかシステム上の制約や、フォロワーに見えてしまう「例外」があります。
予約投稿は不可
現在、トライアルリールの「予約投稿」はできません(手動で投稿する必要があります)。そのため、事前に動画編集とキャプション作成を済ませ、「下書き」に保存しておくことを推奨します。投稿時間になったら下書きから呼び出して投稿することで、タイムラグを最小限に抑えられます。
再利用の制限
一度「トライアルリール」として投稿した動画を、再度トライアルリールとして投稿し直すことはできません。Instagramのシステムが「重複コンテンツ」と判定するためです。もし同じ素材を使って再度テストを行いたい場合は、動画の長さを少し変える、冒頭のカットを変更する、BGMを変えるなど、ファイル自体に編集を加えて「別の動画」として認識させる工夫が必要です。
プロアカウントが必須
トライアルリールはInstagramのプロアカウントである必要があります。設定メニューから、現在のアカウントタイプが「個人用」になっていないかご確認ください。また、 非公開アカウント(鍵垢)では利用できません。必ず公開設定にする必要がありますので、ご注意ください。
トライアルリールの投稿方法
手順は非常にシンプルです。通常のリール投稿フローの中で設定を行います。
- Instagramアプリを開き、通常の手順でリール動画を作成・編集する。
- シェアする直前の画面で、「トライアル」という項目の切り替えボタンをタップしてオンにする。

- 「シェア」をタップして完了。
これで、フォロワーには通知されず、非フォロワーに向けてテスト配信が開始されます。
フォロワー全体へも公開したい場合
トライアルの結果、パフォーマンスが良好であれば、フォロワーを含めた全員に公開し、リーチをさらに広げることができます。公開方法は「手動」と「自動」の2パターンがあります。
A. 手動で公開する
24時間後のインサイトを確認し結果に満足できた場合、またその前の時点でも、自分のタイミングで「全員にシェア」を選択できます。シェアすると、プロフィールグリッドに掲載され、フォロワーのフィードなどInstagramのあらゆる場所に通常投稿として表示されるようになります。

なお、全員に公開された時点で、管理者画面にあった「トライアルリール動画」という表示ラベルは消え、通常のリールと同じ扱いに変わります。
B. 自動公開を設定する(おすすめ)
トライアルリール作成時に、「パフォーマンスが良好な場合に自動的にシェア」する設定が可能です。最初の72時間以内の再生数からパフォーマンスが良好だとInstagramが判断した場合、自動的にフォロワーにシェアされ、グリッドに公開されます。

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トライアルリールは、アカウントのイメージを維持しながら、違ったコンテンツ施策を試したい際に役立つ機能です。トライアルリールを活用することで新規フォロワーの獲得や既存フォロワーの維持、アカウントの成長に繋がります。
しかし、機能を知っているだけでは成果は出ません。「どのような動画が新規層に刺さるのか?」というコンテンツの質こそが重要です。
「新しい層にリーチしたいが、動画のネタがない」
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