韓国デジタルトレンド完全ガイド:アプリ・SNS・コンテンツの動向

韓国市場への進出を検討している日本企業の担当者向けに、現地のデジタル文化を分野別に整理した情報をまとめています。IGNITEは韓国語ネイティブのスペシャリストを擁し、現地市場を深く知る立場から解説します。

韓国のデジタル市場はなぜ重要なのか

韓国は人口約5,200万人という規模ながら、デジタル化の深度と速度において世界トップクラスに位置する市場です。スマートフォン普及率は90%を超え、モバイルファーストの消費行動が社会全体に根づいています。さらに、K-POP・K-ドラマ・K-ビューティーを牽引力とするコンテンツ産業の国際的な影響力は、韓国市場の成功事例が即座にグローバルへ波及する回路を生んでいます。

日本企業が韓国市場を狙うべき理由は複数あります。地理的・文化的近接性によるアクセスのしやすさ、韓国内でのブランド認知がアジア全域の足がかりになること、そして韓国の消費者は新しいブランドに対して比較的オープンであることが挙げられます。しかし、日本とは異なる独自のデジタルエコシステムが存在しており、現地で支持されているアプリやサービスを正確に把握しなければ、マーケティングの土台を誤ります。

このガイドでは、韓国市場を動かす主要なデジタルサービスを分野別に整理し、海外進出企業がどのように活用すべきかを解説します。

キャッシュレス決済アプリ:韓国フィンテックの最前線

韓国はキャッシュレス社会の最先端を走る国の一つです。現金を持ち歩かない生活が当たり前となっており、日常の支払いはスマートフォン一つで完結します。韓国の決済市場を理解することは、ECや店舗展開を検討する企業にとって必須の知識です。

Samsung Wallet


出典:Samsung Wallet公式サイト

Samsung Pay から進化した統合型ウォレットアプリで、NFC(近距離無線通信)とMST(磁気セキュアトランスミッション)の両方に対応しているのが最大の特徴です。MSTはNFC非対応の旧型端末でも利用できるため、対応店舗の幅が広い点が強みです。Galaxyユーザーを中心に普及しており、Knox(ノックス)という独自のセキュリティ機構によって高い安全性を担保しています。

Shinhan SOL Pay


出典:Shinhan card公式サイト

신한은행(新韓銀行)が提供するモバイルバンキングアプリで、QRコードおよびバーコード決済に対応しています。単なる決済ツールにとどまらず、公共料金の支払い・交通カード機能・家計管理機能を一体化させた生活密着型のサービスです。特に都市部のビジネスパーソン層に浸透しており、銀行との連携を前提にした安定性と信頼性が評価されています。

KB Pay


出典:KB card公式サイト

国民銀行(KB국민은행)が展開するQR・バーコード・NFCタッチ対応の決済アプリです。若年層向けのUI設計と、Liiv Mポイントとの連携によるポイント還元施策によって、20〜30代への浸透が進んでいます。銀行系アプリでありながらデジタルネイティブ世代に響くデザインとUXを実現しており、マーケティング面での訴求力も高い媒体です。

Kakao Pay


出典:Kakao Pay公式サイト

韓国最大のメッセージングプラットフォームであるKakaoTalkと完全に統合されているのがKakao Payの最大の差別化ポイントです。「トーク送金」機能によって、KakaoTalkでつながっている友人であれば、銀行口座情報なしで個人間送金が完結します。保険・投資・信用評価といった金融サービスへの拡大も進んでおり、若年層からファミリー層まで幅広い利用者を抱えています。KakaoTalkでのマーケティング施策と組み合わせることで、相互のシナジー効果が期待できます。

Payco


出典:Payco公式サイト

NHN(엔에이치엔)が提供するキャッシュレス決済アプリで、特にゲームやエンターテインメント領域との親和性が高い点が特徴的です。ポイント還元やクーポン配信の仕組みが充実しており、エンタメ消費と連動したプロモーション施策が展開しやすい媒体です。ゲームユーザーやエンタメ好きなターゲット層へのリーチを考える企業に適しています。

マーケティング視点のポイント:韓国では決済アプリが単なる支払い手段にとどまらず、クーポン・ポイント・金融サービスをワンストップで提供するエコシステムになっています。特にKakao PayやPaycoは広告・プロモーションとの統合が進んでいるため、現地展開においては決済基盤の選定が集客戦略と直結します。

写真・セルフィーアプリ:K-ビューティー文化を支えるデジタルツール

韓国の美容意識の高さはよく知られていますが、その背景にはセルフィーカルチャーとデジタル補正技術の普及があります。「自然に盛れる写真」を撮影・共有する文化が10〜30代を中心に根づいており、写真アプリは単なる編集ツールではなくアイデンティティ表現の手段となっています。

SNOW


出典:SNOW公式アプリ

2015年にリリースされた韓国発の写真・動画SNSアプリで、ARフィルターとAI顔認識による自動補正機能が10〜20代のユーザーに熱狂的に支持されています。日本・中国・東南アジアへのグローバル展開も成功させており、韓国発デジタルサービスの国際化の代表例といえます。K-POPアイドルがSNSで使用していることが若年層への普及を大きく後押しし、ブランドとの親和性も高いのが特徴です。

SODA


出典:SODA公式アプリ

SNOW Corporationが開発した写真補正アプリで、不自然さを排除した「素肌感を活かした美肌補正」に特化しています。Google Playでの累計ダウンロード数は1,000万件を超えており、ユーザーの約8割が女性です。ナチュラル志向の美容ブランドや、K-ビューティーに関連した製品のプロモーションとの相性が高く、インフルエンサーマーケティングの場としても機能します。

EPIK


出典:EPIK公式アプリ

同じくSNOW Corporationが提供する比較的新しいアプリで、AIを活用したコラージュ作成とテンプレート編集が主要機能です。Z世代を主なターゲットとしており、クリエイティブなコンテンツ制作ツールとしての側面が強い点が他のアプリと異なります。トレンドに敏感なユーザー層へのリーチを目指すブランドにとって注目すべき媒体です。

BeautyPlus


出典:BeautyPlus公式アプリ

世界規模で広く利用されているAI美顔アプリで、撮影後の編集機能に強みがあります。肌トーンの調整やAIを活用した顔補正機能が30〜40代の女性ユーザーにも支持されており、比較的幅広い年齢層にリーチできます。SNOWやSODAより年齢層が上のターゲットを狙うブランドにとって、有効な選択肢となります。

市場特性と進出企業への示唆:韓国ではひとつのアプリに固執せず、複数のアプリを用途に応じて使い分ける行動が一般的です。K-POPアイドルの利用がアプリの人気を左右するケースも多く、インフルエンサー・タレントを起用したプロモーションはこの市場で特に有効です。美容・スキンケア・ファッション領域の企業が韓国市場に参入する際は、これらの写真アプリと連携したコンテンツ施策を検討すべきです。

動画サブスクリプション:韓国の映像コンテンツ市場

韓国はNetflixの成長を世界最大規模で後押しした市場の一つであると同時に、国内OTTサービスが独自に発展している特殊な市場です。ドラマ・バラエティ・映画の消費が旺盛で、動画配信サービスへの月額課金に対する抵抗感が低い層が厚く存在します。

Netflix


出典:Netflix公式サイト

世界190か国以上でサービスを展開するNetflixは、韓国でも最大の利用者数を誇ります。「イカゲーム」を筆頭とする韓国オリジナル作品への大規模投資が、韓国市場での圧倒的な存在感を確立しました。韓国コンテンツのグローバル発信基地としても機能しており、韓国ブランドの国際認知向上に間接的に寄与しています。

TVING


出典:TVING公式サイト

韓国の主要テレビ局と大手エンターテインメント企業が共同で運営するOTTサービスです。放送直後の見逃し配信が若い世代に支持されており、テレビを持たないモバイルファーストの視聴スタイルに対応しています。韓国国内の放送コンテンツと最も連携が深いサービスです。

Coupang Play


出典:Coupang Play公式サイト

韓国最大のECプラットフォームであるCoupang(쿠팡)が提供する動画配信サービスで、Wow Membership会員であれば追加料金なしで利用できます。スポーツ中継の充実がCoupang Play最大の差別化ポイントであり、コストパフォーマンスの高さと相まって利用者数を伸ばしています。ECとの連携を活かしたマーケティング施策も展開可能な媒体です。

Wavve


出典:Wavve公式サイト

韓国の主要地上波テレビ局が共同で設立したOTTサービスで、韓国ドラマやバラエティコンテンツとの連携が最も密接です。地上波放送と一体化したエコシステムを形成しており、テレビCMとデジタル広告を組み合わせた統合マーケティングを考える企業には接触機会の多いプラットフォームです。

Disney+


出典:Disney+公式サイト

マーベル・スター・ウォーズ・ディズニー作品に加え、韓国オリジナル作品への投資も進めています。家族層を主要ターゲットとしており、子ども向けから大人向けまで幅広いコンテンツラインナップが強みです。

進出企業への示唆:韓国のOTT市場は、Netflixと国内サービスが共存する競争環境にあります。韓国コンテンツの配信プラットフォームと連携した広告・タイアップ施策は、エンタメ消費層へのリーチ手段として有効です。また、OTTを通じた韓国コンテンツのグローバル波及力を逆手に取り、韓国市場でのブランド認知をアジア全域への足がかりとして活用するアプローチも考えられます。

スケジュール・ニュース・天気アプリ:韓国人のデジタルライフを形成するツール

日常生活の管理に使うアプリは、ユーザーの接触頻度が最も高いカテゴリの一つです。韓国では独自の文化的コンテキストに対応したローカルサービスが評価される傾向があり、グローバルサービスと韓国発サービスが混在する構図が見られます。

スケジュール管理アプリ

Google Calendar はビジネスパーソンと学生を中心に幅広く利用されています。GmailやGoogle Meetとの自動連携、リモートワーク環境への対応が評価されており、企業のビジネス用途では事実上の標準ツールとなっています。


出典:Google Calendar公式アプリ

Samsung Calendar はGalaxy端末に標準搭載されており、GoogleカレンダーおよびOutlookとの同期が可能です。Galaxyユーザーであれば意識せず使い始めるという自然な普及が進んでいます。


出典:Samsung Calendar公式アプリ

TimeTree は共有機能に特化したカレンダーアプリで、恋人間や家族間でのスケジュール共有用途として若年層に人気があります。教育分野でのクラス・部活動のスケジュール共有にも活用されています。


出典:TimeTree公式アプリ

NAVER Calendar は韓国の国民的ポータルサービスNAVERが提供しており、韓国の祝日・旧暦・陰暦行事・学校の年間予定があらかじめカレンダーに組み込まれている点が他のアプリにない強みです。10代から中高年まで幅広い層が利用しており、韓国文化に根ざした利便性が評価されています。


出典:NAVER公式アプリ

Todoist はタスク管理に特化したアプリで、Google CalendarやSlackとの連携機能が充実しています。フリーランサーや自己管理意識の高いユーザー層に選ばれており、ビジネス向けSaaSの広告媒体としても機能します。

出典:Todoist公式アプリ

天気アプリ

韓国気象庁「날씨알리미」(ナルシアルリミ) は政府公式の気象アプリで、高精度な予報に加え、PM2.5・黄砂・台風・地震情報に対応しています。数百万ダウンロードを誇る信頼性の高いアプリです。


出典:韓国気象庁公式サイト

Windy はチェコ企業が開発した気象ビジュアライゼーションアプリで、2024年にApp Storeの天気カテゴリで1位を獲得しています。アウトドア好きや気象データに関心の高い層に特に人気があります。


出典:Windy公式サイト

AccuWeather はアメリカ発の気象アプリで、分単位での降水予測「MinuteCast」機能が特徴です。海外出張や旅行時に活用するユーザーが多く、グローバルビジネスパーソン層との接点があります。


出典:AccuWeather公式サイト

NAVER Weather はNAVERポータル内の天気情報に直結しており、「とりあえずNAVERで調べる」という韓国人の習慣に乗った形で日常的に利用されています。NAVERの広告エコシステムを活用することで、天気情報閲覧時のユーザーへのリーチが可能です。


出典:NAVER公式サイト

YouTube・コンテンツクリエイター:韓国で人気のジャンルと活用の視点

韓国はYouTubeの活用が世界的にも活発な市場のひとつです。テレビ離れが進む一方でYouTubeへの視聴時間は増加しており、特定のジャンルでは日本のYouTubeシーンにも先行したトレンドが形成されています。

人気ジャンルの概観

料理系コンテンツ は韓国YouTubeの最も安定した人気カテゴリのひとつです。K-フードへの国際的な関心の高まりとも相まって、料理系クリエイターのコンテンツは海外視聴者からのアクセスも多く、食品・調理器具・キッチン用品ブランドのコラボレーションの場として機能しています。

フィットネス(女性向け) カテゴリは、K-ビューティーと連動したボディメイク志向の高まりを背景に急成長しています。スキンケアやサプリメント、アパレルブランドとの親和性が高く、D2Cブランドのプロモーションに適しています。

グルメ系(먹방、モッパン) は韓国発の独自文化で、大量の食事を食べる様子を配信するコンテンツジャンルです。すでにグローバルで認知された文化となっており、食品・飲料ブランドのインフルエンサー施策に活用実績の豊富なカテゴリです。

旅行系コンテンツ は観光地・宿泊施設・航空会社・旅行用品ブランドとの相性が高く、韓国内の旅行スポット紹介から海外旅行までカバーしています。特に日韓間の往来が増加している現在、日本の観光・旅行ブランドが韓国向けにアプローチする際のチャネルとして有望です。

筋トレ(男性向け) カテゴリは、男性の美容意識の向上とともに拡大しています。プロテイン・フィットネス用品・スポーツウェアブランドとのタイアップが活発で、20〜30代男性への訴求に有効です。

マーケティング視点のポイント:韓国のYouTubeクリエイターは日本と比較してブランドコラボレーションに積極的な傾向があります。ただし、ターゲットとなるクリエイターの視聴者属性・エンゲージメント率・コメント傾向の分析は必須です。フォロワー数のみでクリエイターを選定すると、ブランドイメージとのミスマッチや低い投資対効果につながるリスクがあります。

マッチングアプリ・旅行コンテンツ:ライフスタイル系デジタルサービス

マッチングアプリ市場

韓国ではマッチングアプリが生活に浸透しており、独自の出会い文化が形成されています。日本のマッチングアプリ市場と比較すると、韓国では若年層の利用に対する心理的ハードルが低く、ユーザーが能動的に活用するカルチャーが根づいています。

この市場は単に交際相手探しにとどまらず、学習・趣味・キャリアといった特定テーマでのコミュニティ形成に拡張しており、ライフスタイルプラットフォームとしての側面が強まっています。ブランドや企業サービスが特定のコミュニティに接触する機会としても注目すべき領域です。

旅行系コンテンツとデジタル行動

韓国の旅行コンテンツはYouTubeのほか、NaverブログやInstagram、TikTokを主要な情報発信の場としています。旅行先の選定においてもSNSやYouTubeを通じたビジュアル情報の影響が大きく、「映える」体験・スポット・宿泊施設への需要が高い傾向があります。

日本の旅行・観光ブランドが韓国人訪日旅行者を獲得しようとする際は、韓国語での情報発信と、韓国人が使う旅行コンテンツチャネルへの露出が問われます。Naverブログでの口コミ生成やKakaoチャンネルでの情報発信は、訪日旅行者向けマーケティングにおいて実績の積み上がっている施策です。

海外進出企業向けマーケティング活用法:IGNITEの視点

韓国市場のデジタルエコシステムを理解した上で、海外進出企業がとるべき戦略的アプローチをまとめます。

NAVER中心のデジタル生活圏を攻略する

韓国においてGoogleは検索エンジンとして一定のシェアを持つものの、NAVERが韓国人の情報収集行動の中心に位置しています。NAVERブログ・NAVERカフェ(コミュニティ)・NAVERショッピング・NAVERニュースが一体化したポータルエコシステムは、日本でいえばYahoo!とAmazonと食べログを統合したような存在です。韓国市場でのSEOはGoogle最適化とは異なるロジックが働くため、NAVERに最適化したコンテンツ戦略を別途組み立てる必要があります。

KakaoTalkを起点にしたコミュニケーション設計

韓国のスマートフォンユーザーのほぼ全員がKakaoTalkを使用しており、消費者との直接接点として機能するKakaoチャンネルの活用が有効です。チャンネル登録者へのメッセージ配信・クーポン配布・プロモーション告知を一元的に管理できるため、LINE公式アカウントに近い運用イメージで活用できます。

K-インフルエンサーの活用とリスク管理

前述のとおり韓国はインフルエンサーマーケティングが活発な市場です。しかし、韓国のネット文化では炎上リスクが高く、インフルエンサーの過去の発言や行動が突然クローズアップされることがあります。起用前の背景調査と、ブランドとのメッセージ整合性の確認は欠かせないプロセスです。IGNITEでは、韓国語でのネット調査・インフルエンサーデューデリジェンスを含むサポートを提供しています。

韓国語コンテンツの質がブランド評価を左右する

韓国の消費者は翻訳の質に敏感です。機械翻訳そのままや、不自然な韓国語表現を使ったコンテンツは、ブランドへの信頼感を大きく損ないます。ウェブサイト・SNS・広告コピーのすべてで、韓国語ネイティブによる校正・ローカライズが欠かせません。表面的な翻訳ではなく、韓国の消費者が共感できる文化的文脈を踏まえた表現への変換が、競合との差別化につながります。

デジタル決済との統合でCVR向上を狙う

ECや予約・申し込みフォームを持つ企業であれば、Kakao PayやSamsung Walletとの連携は直接的なCVR改善に寄与します。韓国の消費者は決済ステップの煩雑さに敏感であり、使い慣れた決済手段での支払いが完了できない場合は離脱率が高くなります。現地の決済インフラへの対応は技術要件でありながら、マーケティング効果に直結します。

言語・文化・データの三位一体戦略

韓国デジタル市場での成功は、韓国語の運用力・韓国文化への理解・データドリブンな意思決定の三つが揃って初めて成立します。どれか一つが欠ければ、投資対効果は著しく低下します。IGNITEは韓国語ネイティブのコンテンツ制作・SEO・SNS運用・翻訳・ローカライズを統合的に提供することで、この三位一体の実現を支援しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 韓国市場への進出にあたって、まず何から始めるべきですか?
A. 最初に取り組むべきはNAVER対応です。韓国人の情報収集の起点はNAVERであり、NAVERブログ・NAVERショッピング・NAVER SEOの整備なしには、どれだけ優れた商品であっても消費者に発見されません。次にKakaoTalkチャンネルの開設と、韓国語ネイティブによるコンテンツ制作体制の確立が優先課題です。

Q. 韓国のインフルエンサーへのアプローチはどのように行えばいいですか?
A. フォロワー数よりもエンゲージメント率と視聴者属性の確認が先決です。特に韓国のYouTuberはブランドコラボに積極的な傾向がありますが、起用前に過去の発言・炎上リスクの確認(デューデリジェンス)を必ず行う必要があります。IGNITEでは韓国語でのネット調査を含むインフルエンサー選定支援を提供しています。

Q. 韓国向けに広告を出す場合、どのプラットフォームが効果的ですか?
A. 商材によって異なりますが、コスメ・食品・ファッションであればInstagram/TikTok広告とNaver Shopping広告の組み合わせが基本です。KakaoTalkの広告(カカオモーメント)は特に若年層・ファミリー層へのリーチに有効で、プッシュ通知型の高い開封率が特徴です。

Q. 韓国語のコンテンツは機械翻訳では対応できませんか?
A. 機械翻訳では認知損失のリスクがあります。韓国の消費者は翻訳の質に敏感で、不自然な表現はブランドへの信頼感を大きく損ないます。表面的な翻訳ではなく、韓国文化の文脈を踏まえた表現への変換(ローカライズ)が差を生みます。

まとめ

韓国のデジタル市場は、表面上は日本と似ているように見えて、実際には独自の進化を遂げたエコシステムが根づいています。NAVERとKakaoを中心とした情報収集・コミュニケーション基盤、Samsung WalletやKakao Payによるキャッシュレス決済文化、SNOWやSODAに代表される「盛れる写真」カルチャー、TVINGやWavveなどのローカルOTTサービス。これらはいずれも、日本市場の感覚では攻略できないデジタルの壁です。

韓国市場に本気で参入するならば、現地のデジタル文化を理解したパートナーとともに戦略を立てることが現実的な道筋です。

IGNITEは、韓国語ネイティブスペシャリストによるSEO・コンテンツ制作・翻訳・SNS運用・ローカライズを一貫して提供しています。韓国市場への参入戦略から、既存マーケティングの改善まで、まずはお気軽にご相談ください。

この記事を監修した人
Daisuke K
マーケター、CMO
2021年にCMOとしてIGNITEのへの参加を果たした。以前からマーケティング業界での勤務経験を有し、IGNITEでは海外市場向けのマーケティング戦略を展開している。あらゆる国や地域からの、BtoB、BtoC案件を総監し、海外進出を検討する日本国内の企業から、日本への参入を希望する海外企業までのサポートを行っている。
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