綺麗に見やすく!アメリカでメジャーなメモツール9選

メモが必要なのは万国共通。最近では様々なメモアプリが開発され、多くの人がスマホ、iPad、PCで、メモを残しています。こうしたメモアプリですが、日本とアメリカでは実はメジャーなメモアプリが少し違っています。この記事では、アメリカでメジャーなメモアプリについて紹介。今回はアメリカの有力なコンピューターマガジン社、PCMag(https://www.pcmag.com/picks/the-best-note-taking-apps#best-overall)が2025年2月23日に発表した、メモアプリのテスト・評価・レビュー結果をもとにしてメモアプリをピックアップ。レビュー高評価順に、9つのアメリカの有力メモアプリについて解説します。
▼ランキング(PCMagレビュー高評価順)
- Microsoft OneNote 4.5 / 5.0
- Joplin 4.5 / 5.0
- Obsidian 4.0 / 5.0
- UpNote 4.0 / 5.0
- Bear 3.5 / 5.0
- Evernote 3.5 / 5.0
- Simplenote 3.5 / 5.0
- Google Keep 3.0 / 5.0
- Notion 3.0 / 5.0
1. Microsoft OneNote

https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/onenote/digital-note-taking-app
日本で人気のMicrosoft OneNote。こちらはアメリカでももちろんメジャーなメモアプリです。無料でありながらあらゆる機能があり、どのような年代層・目的に適したアプリです。WordやExcelの文章やグラフをメモとしてまとめることができるのもポイント。仕事や授業などで扱う資料を一括管理することができます。さらにノート検索機能やピン止め機能もあるため、使用頻度の高いメモをすぐに探し出すことも可能。タイピングはもちろん、手書きや描画など多彩な入力方式が搭載されています。そのためタイピングが苦手な人でも楽にメモすることができます。また、制限はありますがOCR(文字認識機能)もあり、文書を手早くスキャンすることも可能。メールでのメモの送信もスピーディです。Windowsはもちろん、Mac、Android、iOSにも対応しています。
2. Joplin

Joplinはとてもシンプルで使いやすいメモアプリです。無料で全機能にアクセスできて、必要に応じて使用デバイスにメモを保存することができます。このため必要以上にストレージを圧迫することがありません。また必要であれば、有料Joplinクラウドにメモを保存することもできます。手書きやスキャンなどといった機能がない一方、Windows・Mac、Android・iOSのすべてのデバイスに対応。画像、ビデオ、数式や図、PDFやオーディオファイルもメモに保存できます。Webページを保存することや、メモを家族や友達、同僚と共有することも可能です。
3. Obsidian

このメモアプリはPCMagによると、ランキング内で最もカスタマイズが自在で柔軟なアプリとなっています。普通のメモやTo-doリスト作成はもちろん、グラフや表、図式なども思うがままに作成することができます。テーマをカスタマイズし、メモをパスワード保護することも可能。メモは全てエンドツーエンドの暗号化が施され、クラウド保存も安全安心。またクラウド保存するファイルを1つ1つ選択することができるため、不必要にクラウドを圧迫する心配がありません。このアプリは全デバイスに対応しているため、あらゆる人とのメモ共有が可能です。ただし、カスタマイズオプションが豊富な分初めのうちは使いこなすのが難しいのがデメリット。しかし使いこなせるようになれば、特に仕事の資料作成などではかなり有力なメモアプリになります。
4. UpNote

UpNoteはメモやノート、日記など様々な用途に適したメモアプリです。全デバイスに対応しており、クラウド型なのでどのデバイスからでも同じノートを利用できます。このメモアプリは洗練されたデザインと管理・整理のしやすさがポイントです。ハッシュタグやピン留め、フィルタリングなどの機能が充実しており、ノート管理が便利に。さらにフォントやカラー、ハイライト機能なども充実しているため、美しいノート作りが可能です。Webページの保存も可能で、メモをPDFなどにエクスポートすることもできます。また小画面でPC画面の最前面に固定することができるため、オンライン会議のメモ取りなどにも便利です。有料版では全ての機能がアンロックされますが、プライシングが非常に低価格かつ買い切りタイプであるため、いつまでもサブスクリプションする必要もありません。
5. Bear

このメモアプリは、洗練されたシンプルな美しさと充実したスキャン機能が魅力的です。このアプリはiOSとMacにしか対応していませんが、文書スキャンや画像検索機能、ウェブページ保存機能など他にはない高度な機能が備わっています。ノートはiCloudと同期され、インポートやエクスポートも手軽。2017年にはApple Design Awardを受賞。タグ付けやピン留め、手書きにも対応しています。Markdown記法にも対応しており、「**」で太字に、「##」で見出しフォントにすることも可能。様々な特殊機能が搭載されたアプリですが、無料版での使用は多くの機能が制限されているためビジネス利用などには不向きです。有料版ではこれらの機能すべてが使用できる上、価格もリーズナブルなため、ビジネス利用などであれば有料版をおすすめします。
6. Evernote

Evernoteは世界に2億人ほどユーザーがおり、無料版の機能制限が増えるまでは圧倒的な人気を誇るメモアプリでした。現在はかつてほど有力ではなくなりましたが、それでもなお強力なメモアプリとして有名です。全デバイスに対応し、Webサイト保存やスキャン、画像検索機能や音声メモなどあらゆる機能を搭載しています。タイピングにも手書きにも対応し、PDFや画像をメモに残すこともできます。あらゆる機能を搭載しているため、初心者には使いこなしづらくもありますが、カスタマイズや整理機能に興味のある人にはおすすめです。ただし有料版は非常に高く、少なくとも年間9300円以上になるのがデメリットです。Evernoteの操作は新規ユーザーにとっては難しいですが、以前から使用していた人にとっては有料プランでも使いこなせるでしょう。
7. Simplenote

テキストメモのみを使用したい方には最適なアプリ。このアプリは機能が大量にあるわけではなく、非常にシンプルで使いこなしやすいです。テキストメモと同期のみがこのアプリの機能で、完全無料であるため、ただメモができればいいという人にはおすすめです。ファイルの添付やスキャンなどといった機能はありませんが、全デバイスに対応しており同期も無料であるため、簡単に始めることができます。またカレンダーが搭載されており、写真添付も15枚まで可能であるため、予定管理ややることリストの作成などにはうってつけです。共同作業も可能であるため、家族・同僚らとのカレンダー共有も可能です。
8. Google Keep

https://keep.google.com/u/0/
Googleでおなじみのメモアプリ。完全無料で、画像からのテキスト抽出などができるのも魅力です。このアプリの特徴は、他のアプリとは違い付箋形式でメモが残せる点にあります。様々な色で付箋を残せて、さらにGoogleアカウントが同じであればパソコンでもスマホでもデータを共有できます。さらにこのメモは共有がリアルタイムでできるため、To-doリストやチェックリスト、ミーティングの日程なども共有できて予定管理などに便利です。さらに音声メモにも対応しているため、業務を効率的に行うことができます。一方で、WindowsとMacはデスクトップアプリではなく、メール転送などもできません。業務効率面では非常に長けているため、ビジネス利用などには非常に向いています。
9. Notion

https://www.notion.com/ja/product
メモとしてはもちろん、共同作業などにもうってつけのメモアプリ。このアプリは特にチームワーク用として開発されているのが特徴です。ただメモを取って管理するだけでなく、そこからデータベースを作成することも。スキャンやメール転送などの機能はありませんが、全デバイスに対応し、Webサイトの保存もできます。カスタマイズオプションも豊富ですが、一方で使いこなすのが難しくなっています。しかしタスク機能やチェックリスト機能なども一括で搭載されているため、複数のアプリを使用する必要がありません。さらにテンプレートも充実しているため、プロジェクト企画なども簡単に。無料プランは7日間のみですが、ビジネス用途であれば有料プランの使用も有益でしょう。
まとめ
今回はPCMagのレビューをもとに、アメリカで有力視されている9つのメモアプリを紹介しました。今回の記事を通して、万国共通のメモとは言えど日本とアメリカで少々差があるのがお分かりになったのではないでしょうか?実はアメリカの市場を正確に把握することが、海外市場に進出するうえで重要なポイントとなっているのです。海外市場の調査であれば、株式会社IGNITEにお任せください。翻訳やマーケティングなどあらゆるサービスをワンストップでご提供。海外進出をしっかりサポートいたしますのでご安心ください。
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