出会いの定番!アメリカで使われているマッチングアプリ10選

現代における人との出会い方に大きな変化をもたらしたツール、マッチングアプリ。特にアメリカでは普及率が高く、カジュアルな出会いから結婚を前提にした真剣交際を目的としたもの、さらには文化や人種、宗教に特化したものまで様々な選択肢があります。今やカップルの3組に1組がマッチングアプリを通じて出会っているというデータも。多様な人種、ライフスタイルや価値観が存在するアメリカ社会にとって、マッチングアプリは効率的で柔軟な出会い方の一つとして今後も存在感がますます高まっていくでしょう。
ユーザーに対しマッチングアプリ内で広告を展開したいと考えている場合は、まずどのアプリがどの程度のシェアがあるかを知る必要があります。そこで今回は、アメリカで普及しているマッチングアプリTOP10を作成しましたので、ぜひご覧ください。
▼ランキング(シェアが多い順)
※2025年2月時点のApp Storeマッチングアプリカテゴリのダウンロードランキング
- Bumble
- Hinge
- Tinder
- Plenty of Fish
- BLK
- Chispa
- Match
- Badoo
- OkCupid
- PURE
1. Bumble

シェア率 28.9%
Bumbleは2014年にWhitney Wolfe Herd(元Tinder共同創業者)が立ち上げたマッチングアプリです。ビジネス・出会い・交際・友人作りなど、様々な目的に合わせて利用できます。異性間のマッチングの場合は、マッチ後に女性側から最初のメッセージを送る必要があり、女性が主導権を持つ設計になっています。操作性においてはTinderと同じスワイプ式ですが、より安全で誠実な出会いを目的としているのが特徴です。
2. Hinge

シェア率 23%
Hingeは2011年からサービスを開始した、真剣に恋人を探している人向けに作られたマッチングアプリです。そのコンセプトは「Designed to be deleted(削除されるために作られた)」となっており、短期間で実際に恋人関係に発展することを目的としています。TinderやBumbleと比較して、スワイプ式ではないということ、プロフィールの詳細な情報をもとにしてコミュニケーションが始まるというところが異なります。そういった点から、カジュアルな感覚の出会いではなく、結婚を視野に入れた真剣な恋愛をしたい人に向いているといえるアプリです。
3. Tinder

シェア率 21.8%
Tinderは世界最大級のマッチングアプリの一つで、日本でも広く普及しています。2012年にサービスを開始して以降、190ヶ国以上で利用されており、20~30代の若い世代から特に人気を集めています。シンプルなスワイプ機能を搭載しており、カジュアルな出会いから恋愛、友達作りまで幅広い目的で使用できるのが特徴です。操作が直感的で、恋愛目的だけでなく友達探しや語学交換、また旅行先での出会いにも利用可能。気軽な出会いを目的としているTinderですが、コミュニケーションをとっていくうちに真剣な恋愛や結婚につながるケースもあります。
4. Plenty of Fish

シェア率 6.1%
Plenty of Fishは2003年にカナダで設立されたマッチングアプリで、世界中で1億5000万人以上のユーザーを抱えています。無料で利用でき、TinderやBumbleと比べてより細かなプロフィール表示がされたり、「ケミストリーテスト」という独自の性格診断により、相性の良い相手を見つけやすいのが特徴です。さらにライブ配信機能を使ってユーザー同士がリアルタイムでコメントやギフトを通して交流できるような機能もあります。このようにPlenty of Fishは無料で利用することができる上、細かいプロフィールや独自の性格診断を通してカジュアルな出会いから真剣な出会いまで、幅広い目的に対応しています。
5. BLK

https://www.blk-app.com/masp/en-us/blk
シェア率 4.5%
BLKは2020年にリリースされた、比較的新しいマッチングアプリです。主にアフリカ系アメリカ人をターゲットにしており、ブラックコミュニティに特化した出会いの場として人気を獲得しています。BLKは他のマッチングアプリとは異なり、より文化的な共通点や価値観を重視した、ユーザー同士のつながりを提供しています。またこのアプリはスワイプ式を採用しており、プロフィールには趣味、ライフスタイル、価値観など多彩な情報を登録することができ、フィルター機能を使えば年齢、距離、宗教など細かな条件を設定することができます。文化的に共感できる相手とつながりたいと考えているユーザーにとっては最適なアプリだといえるでしょう。
6. Chispa

https://www.chispa-app.com/masp/en-us/chispa
シェア率 3.9%(2025年2月18日現在)
Chispaは2015年にリリースされたラテン系アメリカ人やヒスパニック系のユーザーをターゲットにしており、特にラテン文化や文化背景を重視した出会いを提供しています。現在では北米を中心に多くのラテン系ユーザーが利用しています。ラテン系コミュニティ内での真剣な恋愛を通して、共通の文化や価値観を共有したいと考えているユーザーにとって最適なアプリとなっています。アプリ内ではスペイン語と英語が使えるようになっており、ラテン系ユーザーは自分の母国語で簡単にやりとりをすることができます。Chispaはシンプルで使いやすいユーザーインターフェースや豊富な検索オプションなど、ラテン系の文化を大事にしながら出会えるアプリとして多くのユーザーから支持を得ています。
7. Match

シェア率 3.5%(2025年2月18日現在)
Matchは1995年にアメリカで世界で初めて誕生したオンラインマッチングサービスです。現在は30ヶ国以上で展開されており、長年にわたる膨大なデータと実績に基づき、真剣な恋愛や結婚相手を探す人を対象としたサービスを提供しています。TinderやBumbleのようなカジュアルな出会いとは異なり、深い関係を築いていきたい人におすすめのマッチングプラットフォームです。独自のアルゴリズムにより、ユーザーの興味関心を分析し、相性の良い相手を毎日自動でおすすめしてくれます。無料会員でできることの範囲が限られているため、冷やかしや軽い気持ちでパートナーを探すユーザーが少ないことも、このアプリの特徴です。これまで、そういった機能を利用して多くのユーザーが実際にパートナーを見つけています。長年の実績と信頼があるからこそ利用にも安心感がり、恋人から結婚を前提とした関係を築きたいユーザーにとってはぴったりのプラットフォームといえるでしょう。
8. Badoo

シェア率 3.3%(2025年2月18日現在)
Badooは2006年にイギリスでリリースされ、現在は190以上の国で展開しています。世界で5億人以上ものユーザーをもつ大規模なマッチングアプリで、主にヨーロッパやラテンアメリカでの人気を集めています。「TinderとFacebookの中間」のような感覚で、カジュアルな出会いから恋愛、友人関係まで様々な目的で使えます。TinderやBumbleと同様にスワイプ機能を搭載しており、GPSを活用して「近くの人」の情報が提供されることでよりリアルな出会いが可能に。無料で「いいね」やメッセージの送信ができるため、コストをかけずに使用することができるのも魅力です。
9. OkCupid

シェア率 2.6%(2025年2月18日現在)
OkCupidは2004年にアメリカでリリースされたアプリで、詳細なプロフィールと独自のマッチングアルゴリズムを特徴としています。カジュアルな出会いから真剣な恋愛まで幅広く対応しており、世界中で数千万人のユーザーが利用。見た目の印象よりも、価値観や性格を重視した出会いを提供しており、数100種類の質問をベースにしたマッチングアルゴリズムによって、より自分に合った相手を見つけることができます。カジュアルな出会いよりも、真剣で深いつながりを意識した出会いをしたい人や自分の価値観と合う相手を見つけたい人におすすめです。
10. PURE

シェア率 2.4%(2025年2月18日現在)
PUREは、「今すぐ会いたい人向けのマッチングアプリ」として2014年にリリース。カジュアルで匿名性の高い出会いを目的としているアプリです。世界の都市部を中心にユーザーを増やしており、近年日本でも話題となっています。TinderやBumbleのような恋愛重視の設計とは異なり、即時性・匿名性・自由度と重視した設計になっています。真剣な恋愛や交際、また結婚を目指している人には不向きと言えますが、気軽な出会いを求めている人にはPUREは非常に新しく、またユニークな魅力をもったアプリといえるでしょう。
まとめ
近年、日本でもマッチングアプリという言葉を頻繁に耳にするようになりました。日本に先駆けてマッチングアプリが普及しているアメリカにおいては、それぞれが異なる機能やユニークな特徴を展開し、利用者を増やし続けています。これからもマッチングアプリ市場はどんどん拡大していくと推測されており、企業の広告配信の機会も増加することが予想されます。アメリカをはじめ、広告を通じて市場を拡大していきたいとご検討されている場合は是非、弊社IGNITEにご相談ください。
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