女性に大人気!アメリカで話題のスポーツブランド5選

スポーツウェアは、デザイン性だけでなく、快適さや機能性も求められます。アメリカでは、スポーツをするため以外にも「動きやすく快適な服」を求める人が増えたこともあり、普段着としてスポーツウェアを取り入れるスタイルが定着しつつあります。しかし最近では多くのブランドが存在しており、どれが自分に合った物なのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回の記事では、Business Insiderのウェブサイトの情報を元に、アメリカで注目を浴びているスポーツブランドを5選ランキング形式で紹介していきます。スポーツを日課にしている方や、機能性とデザインの両方を求める方にぜひチェックしていただきたい内容です。

2025年版|アメリカで話題のスポーツブランドTOP5(Business Insider調べ)▼

1.Nike

2.CRZ Yoga

3.Lululemon

4.Janji

5.Sweaty Betty

Nike

スポーツウェアブランドの定番とも言えるNikeは、価格・機能性・バリエーションのバランスが非常に優れているのが魅力的とされています。レギンスは1本あたり70ドル(10000円)前後のものもありますが、40〜60ドル台(6000円~9000円)で購入できるアイテムも多く、セール時にはお得に手に入ることも。耐久性や着回し力を考えると、コストパフォーマンスの高さも抜群です。

Nikeは、ランニングやトレーニングはもちろん、ゴルフ、サッカー、テニス、水泳など、幅広いスポーツに対応したアイテムを展開しており、初心者から上級者まで、あらゆるレベルの方に支持されています。サイズ展開が非常に豊富で、XSから3Xまでの幅広いサイズに対応している点も魅力の1つ。高性能なスポーツ用ヒジャブなども取り扱っており、さまざまな体型や文化的背景をもつ方への配慮もなされています。なお、スポーツブラをはじめとした一部アイテムは、やや小さめな作りになっている場合があるため、ご購入の際はサイズガイドを確認のうえ、慎重に選ぶことがおすすめです。

Mediumでは、Nikeが多くの人から愛される理由に優れた広告戦略がポイントの1つにもなっているのではないかと語られています。多くの老舗企業が過去の実績やブランド力に頼り、控えめな広告展開にとどまる中、Nikeは常に挑戦的で、印象に残るキャンペーンを打ち出しています。「愛」「不可能への挑戦」「未来」「偉大さ」といったテーマを軸に、感情に訴えかけるストーリー性を重視した広告は、多くの人々の心に残り、SNSやメディアでの話題性も高く評価されているようです。型にとらわれず、新しい表現を追求するその姿勢は、ブランドとしての独自性と進化を象徴。

加えて、Nikeと言えば世界的なトップアスリートとのブランド提携でも知られています。 その代表例が、バスケットボール界の伝説、マイケル・ジョーダンです。彼が愛用したことで「エアジョーダン」は世界的に大ヒット。現在でも数百ドルで取引されることもありながら、発売日には行列ができるほどの人気を誇ります。こうした有名アスリートとの強固なブランド連携は、Nikeのブランド力を高める大きな要因となっており、スポーツ業界全体での存在感をより一層強めているのではないかと考えられています。

CRZ Yoga

手頃な価格で、しっかりした機能性も欲しいという方にぴったりなのがCRZ Yoga。価格帯は1着あたり約28ドル~38ドル(4000〜5500円)とリーズナブルですが、通気性・吸湿性に優れた高機能素材を使用しており、肌に触れたときの着心地もとてもなめらかになっています。これから運動を始めたい方にも扱いやすいブランドです。

中でも人気を集めているのが、Butterluxe Yoga Leggingsと呼ばれるレギンス。高級ブランドLululemonのAlignレギンスに似ているとSNSで話題となり、柔らかく、優しく包み込むような感覚が特徴で、プチプラ版Alignとして多くの支持を集めています。もう少ししっかりした着圧感が欲しい方には、Hugged Feeling Compressionレギンスがおすすめです。透けにくく、ヒップラインもきれいに見せてくれるので、トレーニング中も安心して着用できます。高価格帯のブランドで見られるような細かな機能(ウエストのずれ防止設計や調整ひもなど)はないものの、この価格で汗ムレを軽減できる高性能素材を使っているのは非常に希少であり、知る人ぞ知る、コスパ抜群のブランドだと言われています。

Reviewedは、CRZ Yogaの製品は公式サイトやAmazonで直接購入することが可能であり、女性用だけでなく、マタニティサイズや女の子向け、男性向けのアイテムも展開しており、ライフステージや性別を問わず使えるラインナップがあると紹介。CRZ Yogaの魅力は手頃な価格や機能性以外にも、カラーバリエーションが豊富であるという点が挙げられています。定番のブラックやホワイト、オリーブといった落ち着いた色味に加え、鮮やかなビビッドカラーもそろっています。レギンスブランドをいくつも試してきた人の間でも、発色の良さと品質のバランスが優れていると高評価を集めており、自分のスタイルに合った一着がきっと見つかるでしょう。

Lululemon

あらゆるタイプの運動に対応する高機能ウェアがそろっている点が大きな魅力だといわれているLululemon。サイズはやや限定的な展開ではあるものの、体型を美しく見せるシルエット設計には定評があり、多くの女性から支持を集めています。

ブランドの核となっているのは、独自開発された9種類の高性能ファブリックであり、極上のなめらかさを持つ軽やかな素材から、しっかりフィットしてひんやり感のある素材まで、すべてが高い吸湿性と快適さを兼ね備えています。ランニングやヨガ、テニス、筋トレ、キックボクシングなど、どんなアクティビティでも着用感は抜群です。

ぴったりとしたフィットタイプから、フレア、クロップ、リラックスフィットまでシルエットの選択肢も豊富で、自分に合った1着がきっと見つかります。レギンスは着用時ズレにくく、ジャケットも動きを妨げない設計になっており、日常使いにも最適。価格が高めに設定されていますが、「We Made Too Much」セールセクションでは掘り出し物がお得に手に入る可能性があります。価格に見合う快適さ、素材の上質さ、そしてシルエットの美しさを求める方にとっては、入手する価値のあるブランドです。

Mediumでは、Lululemonをコロナ禍という大きな環境の変化にいち早く対応してアスレジャーの代表的ブランドとしての立ち位置を築いたと言われています。もともと、フィットネスブランドの多くが男性向けのマーケティングを重視していた時代に、Lululemonはあえて女性を主なターゲットとして商品展開を行ったことが、熱心なファン層の獲得につながったと考えられています。

Janji

Janjiはランナーによる、ランナーのためのブランドとして知られており、規模は小さいながらもランニング愛好者の間で熱い支持を集める存在。特に魅力的なのは、本格的なランナーにとってありがたい細かな工夫が盛り込まれている点です。日常使いにも適した人気の3インチマルチショーツは、ウエスト部分に複数のポケットが付いており、走りながら必要なものをスマートに収納できます。

また、重さわずか105g以下の濡れにくい素材を使用したウィンドシェルや、ハイドレーションパックが不要になるほどポケット収納力の高いトレイルタイツなど、どのアイテムも実用性に優れています。ほぼすべてのウェアが収納性に優れたポケット付き&超軽量素材で作られており、吸湿性も高く、激しく動いてもズレにくい設計。快適さとパフォーマンス性の両方を兼ね備えたウェアがそろっています。

さらにJanjiは、単なるアクティブウェアブランドにとどまらず、世界中の安全な水へのアクセス拡大に取り組む、社会課題の解決にも力を入れている企業でもあります。フリーのアーティストとコラボした限定プリントや、リサイクル素材の使用、少量生産による廃棄削減、簡素なパッケージシステムなど、環境と社会に配慮した取り組みも高く評価されています。

Sweaty Betty

イギリス生まれのSweaty Bettyの商品は見た目も着心地も非常に上質で、少しお金をかけても満足できるものだと高評価。実際に購入し、使用している人は、週に1~2回の頻度での着用を4年以上続けても、毛玉や縫い目のほつれが目立つことがないと感想を残しています。汗をしっかり吸ってくれる素材で、フィット感もちょうどよく、ズレにくい所がポイントであり、着用時に快適に動ける所と、体が引き締まって見えるという点が魅力的です。なるべく快適に使い続けることのできるアイテムが欲しいという方には、Sweaty Bettyが非常におすすめです。

まとめ

今回の記事では、アメリカで話題のスポーツブランドについて取り上げていきましたが、いかがでしたか?アメリカでは、スポーツをする時だけでなく日常のファッションとしてもスポーツウェアを取り入れる人が増えており、ブランド選びがますます重要になっています。今回ご紹介した5つの人気ブランドは、独自の強みや特徴を活かしたプロモーションを展開しており、マーケティングにも力を入れています。それら多くの人からの人気や支持を集めている要因となっていると考えられます。

グローバル市場を視野に入れたマーケティング活動では、ターゲットの感情やニーズに寄り添うアプローチが重要です。より詳しい情報をお求めの方はぜひ、弊社IGNITEにご相談ください。

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この記事を監修した人
Erika S
コンテンツクリエイター
日本のサブカルチャーのローカライズを得意とするJA/ENバイリンガル・コンテンツクリエイター。
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