2025-03-06

【調査結果発表】企業ウェブサイトがB2Bパートナー選定の決め手にー約40%が最も信頼できる情報源と回答

リリース
2025年3月3日

【調査結果発表】企業ウェブサイトがB2Bパートナー選定の決め手にー約40%が最も信頼できる情報源と回答

株式会社IGNITE(所在地:〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町16-1 H1O茶屋町 810)は、海外企業の日本市場参入に向けたB2Bマーケティング調査『International B2B Marketing Survey: Insights for Japanese Market Entry』を実施しました。その結果、企業ウェブサイトがビジネスパートナー選定において、最も重要な情報源として認識されていることが明らかになりました。

■ 調査の背景と概要
本調査は、日本市場への参入を目指す海外企業がB2Bのパートナーを選ぶ際に、どの情報源を重視しているかを分析したものです。調査対象はアメリカを中心とした企業の担当者50名で、ウェブサイトやソーシャルメディア、展示会など各種情報源の信頼性および活用状況について調査しました。

■ 調査結果のポイント

ビジネスパートナー選定において、最も信頼できる情報源として回答者の40%が企業ウェブサイトを挙げました。他の情報源であるソーシャルメディア(14%)、同僚からの推薦(34%)、展示会(8%)を大きく引き離し、企業ウェブサイトが信頼性において圧倒的な優位性を持つことが判明しました。

ビジネスパートナー選択に関するアンケート結果

企業ウェブサイトで特に求められる情報としては、企業概要・沿革(24%)、製品・サービスの詳細(32%)、価格情報(6%)、技術仕様・品質基準(12%)が挙げられました。企業はこれらの情報提供を充実させることで、ビジネスパートナー候補に効果的に訴求できる可能性があります。

ビジネス上の意思決定に役立つウェブサイト情報に関するアンケート結果

また、潜在的なビジネスパートナーに関する情報を収集する際、最もよく利用されるプラットフォームは企業ウェブサイトであることが明らかになりました。28人が企業ウェブサイトを利用していると回答しており、これは他のプラットフォームと比較して圧倒的に高い数値です。次に、ネットワーキングイベントが9人、ソーシャルメディアが6人と、比較的多く利用されています。この結果から、企業ウェブサイトはビジネスパートナー候補を探す人々にとって不可欠な情報源であると言えます。

潜在的なビジネスパートナーの情報収集に利用するプラットフォームに関するアンケート結果

さらに、ウェブサイトが日本語のみで提供されている場合のユーザー行動を調査したところ、回答者の44%が自動翻訳ツールを利用しウェブサイトを閲覧する一方で、12%は多言語対応している他企業を探すと回答しました。海外ビジネスにおいて、多言語対応は競争優位性を確立するための重要な要素であることが示唆されます。グローバル展開を目指す企業にとって、多言語対応はもはや必須要件と言えるでしょう。

ウェブサイトの言語対応に関するアンケート結果

■ 今後の展開と提言
今回の調査結果を踏まえ、当社では以下の対応を推奨します。

  • 企業ウェブサイトの情報を拡充・明確化し、意思決定を促すコンテンツの強化。
  • 実績や成功事例を積極的に掲載し、信頼性の向上に努める。
  • 海外市場を視野に入れた多言語対応を行い、グローバルな顧客層へのアプローチを強化。

株式会社IGNITEは、これらの調査結果に基づき、引き続き海外企業の日本市場参入を支援するマーケティングサービスを提供してまいります。

【調査に関するお問い合わせ】
株式会社IGNITE
https://igni7e.jp/